06.11.16 第一種大型自動車運転免許試験
昨日、大型免許試験にチャレンジしてみた。
朝早くに免許センターに行く。
そして受験票と申請書をもらい、記入。
試験手数料3300円分の石川県証紙を購入し、貼り付ける。
次に適性試験。
現在、普通車は裸眼で運転できるが、裸眼のままでは大型車の基準を満たしていない。
そのままコンタクトレンズを入れた状態で検査を受けると、すべての免許で「眼鏡等」が付くことになる。
そこで、裸眼視力、矯正視力の両方を測ってもらい、さらに大型免許用に深視力検査、普通車の条件解除のために視野角検査を受けた。
そしてようやく受験申し込み。
受験番号を告げられ、貸車料を払うよう言われる。
別の窓口で貸車料1100円を払う。
受験番号の控えなどはもらえなかった。
覚えておけということだ。
眠くて忘れそう…。
それから約一時間ほどの間、トイレに行ったりロビーをふらついたり、試験コースを見てみたり。
他の受験者は必死になって試験コースを覚えようとしていたが、こっちはそれどころではない。受験番号を忘れそうなのだ。
そうしているうちに、一人目が呼ばれた。
もう一人呼ばれた。
ということは、車2台にわかれて試験。
かろうじて覚えている受験番号と、呼ばれた人の受験番号を比べると、2番目に呼ばれた人は自分の次の人だった。
ということで、試験の順番は1号車の最後。
まだまだ待ち時間。
椅子に座ってちょっとぼーっとする。
窓側を見ると、ガラスに張り付いて試験車の動きを追う人だかり。
眠くなってきて、ちょっと一眠り。
1巡目の中頃くらいで目覚めたので、ちょっと試験車の動きを見ておこうと、窓のところに行った。
試験コースを2台のトラックが走っている。
1号車がちょうど方向転換にさしかかった。
2号車はS字を脱輪しながらがんばってる。
1号車は方向転換を終えると、左折のところをなぜか右折した。
そして発着点に。
どうやら試験中止のようだ。
脱輪してた2号車も、方向転換を終えると、同じく右折して発着点に帰ってきた。
待合室では「噂では聞いてたけど、厳しいな」という人々。
「おとといの試験では、10人中1人しか受からなかった」という情報も。
皆さん不安にかられている。
そんな中、2巡目の人が呼ばれる。
見ていると、試験官がワイヤレスマイクを試験車に持ち込んでいて、試験車の中から呼び出し放送をしていた。
「こりゃ、スイッチを切り忘れてたら、試験中のいろいろな話が聞けそう」とは思ったが、やはりスイッチは切られた。
試験が始まった。
1号車が発進。
周回コースに入るやいなや、右折して狭い道に。
そのままぐるっと回って発着点。
「え? よっぽど悪かったの?? もう中止?」と思ったが、どうやら慣らし走行だったようだ。
また走り出した。
1巡目の試験は寝ていて見てなかったから、一人で驚いた。
2号車も同じくぐるっと回って発着点。
再度発進。
ちょうどその頃、1巡目の人が待合室に帰ってきた。
顔が少し赤くなってふくらんでいる。
そのままいなくなった。
だんだん見飽きてきた。
またぼーっとする。
暇な時間が続く。
2号車のほうが厳しいのか下手なのか、どんどん中止になって帰ってくる。
そして2号車の最後の人が呼ばれた。
1号車はまだ前の人が試験中。
暇…。
ようやく1号車の試験が終わり、自分の番が回ってきた。
呼ばれて試験車のところに行く。
運転席に乗るように言われ、車の周りの安全を確認して乗り込む。
椅子とミラーの調整をしてシートベルトを締めてエンジンをかける。
まずは慣らし走行とのこと。
この間はまったく採点なし。
前までの人と同じく、すぐに狭い道に突入して、ぐるっと回って発着点に帰る。
指示されたポールに車体を合わせ停止。
初めてポールに合わせたが、左も前もぴったり。
自分でもびっくり。
そして試験開始。
周りの安全を確認して周回道路に向かう。
車も来ないし今のうちにとアクセルを踏むが、車が重い。
緊張で感覚がおかしくなったんじゃないかと疑ったが、試験官が口を開いた。
「ハンドブレーキ!」
はい、ブレーキ解除を忘れたまま発進してました。
慣らし走行ではちゃんと解除したのに…。
緊張の度合いが一気に増す。
ハンドブレーキを解除して、気を取り直して周回道路に。
横からかりかり聞こえる…。
まずは坂道。
途中で一旦停止。
ハンドブレーキを使って坂道発進。
特に問題なく通過。
周回道路に戻る。
次はどこの角だっけ…。
と思っている間に曲がる角に接近!
ぎりぎり急ハンドルも急ブレーキもせずになんとか曲がる。
信号で停止。
ふぅ~。
青で走り出し、ぐるっと回ってクランクに向かう。
入口は複数のクランクなどが並んでいてわかりにくい。
ここだと思ったところを一応試験官に確認。
「ひとつ手前!」
またもやぎりぎりで進入。
クランクなので思いっきりスピードを落とす。
低速なのでちょっと一息つける。
クランクはスムーズに通過し、突き当たり大通りを右折、直後信号交差点左折。
周りの安全を確認して信号交差点に進入して左折…。
左折中に信号が視界に入った。
なんと赤!
あ…!
入るときは青だったような…。
でも、あまり覚えていない…。
まさか赤で進入したんじゃ…。
寝起きと開始直後のハンドブレーキで頭が働かない。
最初のパーキングブレーキの件もあるし、落ちたことを確信。
「発着点に戻ります。」とそろそろ言われるんじゃないか…。
試験官は何も言わないので、そのまま走行。
発着点の近くをひやひやしながら通る。
試験官は何も言わない。
次はS字。
念のため「ここですね?」と聞く。
「当たり前や。S字はここしかない。」と言われる。
「あれ、もう一つ大きなS字があるぞ…。」と思ったのはとりあえず置いといて、S字に進入。
ばっちり道路の中央を通過。
S字を抜ける。
まだ試験官は中止とは言わない。
試験中止となる状態でも、手数料払って走っているんだからと、少し練習させてくれる場合があると噂で聞いたことがある。
と言うことは、練習させてくれてるんだ。
次は方向転換。
これも特に問題なく完了。
最初の人はここで帰った。
ここで帰るのかな。
試験官は何も言わない。
そのまま次の踏切に進入。
無事通過。
周回道路に戻る。
発着点は左、試験コースは右。
試験官は何も言わない。
右に行ってみる。
周回道路の直線で課題速度50km/h。
加速。
40km/h。
加速が足りない…。
もっと踏み込む。
50km/h達成。
カーブがぎりぎりなので、急ブレーキにならない程度に、カーブを曲がれるスピードまで思いっきり減速。
あとは発着点に戻るだけ。
せめて最後くらいはと、慣らし走行時同様、完璧に停止。
おそらく、同日の受験者の中で一番。(自画自賛w)
エンジンを切る。
試験官が怖い顔と怖い声で、「こちらへ」。
周りの安全を確認して車から降り、周囲を見回して助手席の方に。
試験官はドアをなかなか開けない。
それどころか、何かをかりかり書いている。
う~、風が冷たい。
緊張で喉がからから。痛くなってきた。
喉は水分が足りないのに、やっぱり緊張のためか、トイレに行きたい。
やっとドアが開く。
寒さに震えながら聞く。
「…合格…。」
「合格」みたいに聞こえたけど、風の音が大きいのと試験官の声が小さいので、最初の方が聞き取れなかった…。
何とも皮肉だ…。
「免許証を出してください。」
というので、免許証を差し出す。
「午後1時に待合室で呼ばれるまで待っててください。」
免許証はそのまま取り上げられた。
あれ…。
「免許証がないので、外出はできませんよ。」
免許センターにしばらく拘束か…。
「最初だけは惜しかったですね~。」
はあ…。
赤信号の件は言われない…。
赤じゃなかったのかな…。
と、こんな感じで話を聞いていたが、流れからどうやら合格しちゃったようだ。
「合格」の前が聞き取れなかったのは、試験官の話すタイミングも悪かったためのようだ。
午後1時まではまだ時間がある。
免許センターの食堂で昼食。
待合室に戻る。
眠い…。
一眠り。
なんか呼ばれているような気がする…。うるさいな~。
と薄目を開けると、何人か集まっている。
また呼ばれているような気がする。
気がするじゃなくて、ほんとに呼ばれてた。
あわてて起きて集合場所に行く。
そのまま写真撮影。
やべ、寝起きだ…。
その後、指示された窓口に行く。
しばらくいると、さっき写真撮ってたおばちゃん職員が目の前に立っている。
いつの間に!
しかも免許証数枚を握っている。
免許証って写真撮って数分でできちゃうみたい。
受領印を押して受け取る。
間違いなく「大型」と書かれている。
これで中型免許ができても、難しい試験を受けずに大型車に乗れる。
ちょうど普通免許の更新期間だったが、今回の免許取得で期限が5年後に延びた。
合法的に、更新せずに有効期間を延長。
というわけで、初受験にして合格しちゃいました♪
そして受験票と申請書をもらい、記入。
試験手数料3300円分の石川県証紙を購入し、貼り付ける。
次に適性試験。
現在、普通車は裸眼で運転できるが、裸眼のままでは大型車の基準を満たしていない。
そのままコンタクトレンズを入れた状態で検査を受けると、すべての免許で「眼鏡等」が付くことになる。
そこで、裸眼視力、矯正視力の両方を測ってもらい、さらに大型免許用に深視力検査、普通車の条件解除のために視野角検査を受けた。
そしてようやく受験申し込み。
受験番号を告げられ、貸車料を払うよう言われる。
別の窓口で貸車料1100円を払う。
受験番号の控えなどはもらえなかった。
覚えておけということだ。
眠くて忘れそう…。
それから約一時間ほどの間、トイレに行ったりロビーをふらついたり、試験コースを見てみたり。
他の受験者は必死になって試験コースを覚えようとしていたが、こっちはそれどころではない。受験番号を忘れそうなのだ。
そうしているうちに、一人目が呼ばれた。
もう一人呼ばれた。
ということは、車2台にわかれて試験。
かろうじて覚えている受験番号と、呼ばれた人の受験番号を比べると、2番目に呼ばれた人は自分の次の人だった。
ということで、試験の順番は1号車の最後。
まだまだ待ち時間。
椅子に座ってちょっとぼーっとする。
窓側を見ると、ガラスに張り付いて試験車の動きを追う人だかり。
眠くなってきて、ちょっと一眠り。
1巡目の中頃くらいで目覚めたので、ちょっと試験車の動きを見ておこうと、窓のところに行った。
試験コースを2台のトラックが走っている。
1号車がちょうど方向転換にさしかかった。
2号車はS字を脱輪しながらがんばってる。
1号車は方向転換を終えると、左折のところをなぜか右折した。
そして発着点に。
どうやら試験中止のようだ。
脱輪してた2号車も、方向転換を終えると、同じく右折して発着点に帰ってきた。
待合室では「噂では聞いてたけど、厳しいな」という人々。
「おとといの試験では、10人中1人しか受からなかった」という情報も。
皆さん不安にかられている。
そんな中、2巡目の人が呼ばれる。
見ていると、試験官がワイヤレスマイクを試験車に持ち込んでいて、試験車の中から呼び出し放送をしていた。
「こりゃ、スイッチを切り忘れてたら、試験中のいろいろな話が聞けそう」とは思ったが、やはりスイッチは切られた。
試験が始まった。
1号車が発進。
周回コースに入るやいなや、右折して狭い道に。
そのままぐるっと回って発着点。
「え? よっぽど悪かったの?? もう中止?」と思ったが、どうやら慣らし走行だったようだ。
また走り出した。
1巡目の試験は寝ていて見てなかったから、一人で驚いた。
2号車も同じくぐるっと回って発着点。
再度発進。
ちょうどその頃、1巡目の人が待合室に帰ってきた。
顔が少し赤くなってふくらんでいる。
そのままいなくなった。
だんだん見飽きてきた。
またぼーっとする。
暇な時間が続く。
2号車のほうが厳しいのか下手なのか、どんどん中止になって帰ってくる。
そして2号車の最後の人が呼ばれた。
1号車はまだ前の人が試験中。
暇…。
ようやく1号車の試験が終わり、自分の番が回ってきた。
呼ばれて試験車のところに行く。
運転席に乗るように言われ、車の周りの安全を確認して乗り込む。
椅子とミラーの調整をしてシートベルトを締めてエンジンをかける。
まずは慣らし走行とのこと。
この間はまったく採点なし。
前までの人と同じく、すぐに狭い道に突入して、ぐるっと回って発着点に帰る。
指示されたポールに車体を合わせ停止。
初めてポールに合わせたが、左も前もぴったり。
自分でもびっくり。
そして試験開始。
周りの安全を確認して周回道路に向かう。
車も来ないし今のうちにとアクセルを踏むが、車が重い。
緊張で感覚がおかしくなったんじゃないかと疑ったが、試験官が口を開いた。
「ハンドブレーキ!」
はい、ブレーキ解除を忘れたまま発進してました。
慣らし走行ではちゃんと解除したのに…。
緊張の度合いが一気に増す。
ハンドブレーキを解除して、気を取り直して周回道路に。
横からかりかり聞こえる…。
まずは坂道。
途中で一旦停止。
ハンドブレーキを使って坂道発進。
特に問題なく通過。
周回道路に戻る。
次はどこの角だっけ…。
と思っている間に曲がる角に接近!
ぎりぎり急ハンドルも急ブレーキもせずになんとか曲がる。
信号で停止。
ふぅ~。
青で走り出し、ぐるっと回ってクランクに向かう。
入口は複数のクランクなどが並んでいてわかりにくい。
ここだと思ったところを一応試験官に確認。
「ひとつ手前!」
またもやぎりぎりで進入。
クランクなので思いっきりスピードを落とす。
低速なのでちょっと一息つける。
クランクはスムーズに通過し、突き当たり大通りを右折、直後信号交差点左折。
周りの安全を確認して信号交差点に進入して左折…。
左折中に信号が視界に入った。
なんと赤!
あ…!
入るときは青だったような…。
でも、あまり覚えていない…。
まさか赤で進入したんじゃ…。
寝起きと開始直後のハンドブレーキで頭が働かない。
最初のパーキングブレーキの件もあるし、落ちたことを確信。
「発着点に戻ります。」とそろそろ言われるんじゃないか…。
試験官は何も言わないので、そのまま走行。
発着点の近くをひやひやしながら通る。
試験官は何も言わない。
次はS字。
念のため「ここですね?」と聞く。
「当たり前や。S字はここしかない。」と言われる。
「あれ、もう一つ大きなS字があるぞ…。」と思ったのはとりあえず置いといて、S字に進入。
ばっちり道路の中央を通過。
S字を抜ける。
まだ試験官は中止とは言わない。
試験中止となる状態でも、手数料払って走っているんだからと、少し練習させてくれる場合があると噂で聞いたことがある。
と言うことは、練習させてくれてるんだ。
次は方向転換。
これも特に問題なく完了。
最初の人はここで帰った。
ここで帰るのかな。
試験官は何も言わない。
そのまま次の踏切に進入。
無事通過。
周回道路に戻る。
発着点は左、試験コースは右。
試験官は何も言わない。
右に行ってみる。
周回道路の直線で課題速度50km/h。
加速。
40km/h。
加速が足りない…。
もっと踏み込む。
50km/h達成。
カーブがぎりぎりなので、急ブレーキにならない程度に、カーブを曲がれるスピードまで思いっきり減速。
あとは発着点に戻るだけ。
せめて最後くらいはと、慣らし走行時同様、完璧に停止。
おそらく、同日の受験者の中で一番。(自画自賛w)
エンジンを切る。
試験官が怖い顔と怖い声で、「こちらへ」。
周りの安全を確認して車から降り、周囲を見回して助手席の方に。
試験官はドアをなかなか開けない。
それどころか、何かをかりかり書いている。
う~、風が冷たい。
緊張で喉がからから。痛くなってきた。
喉は水分が足りないのに、やっぱり緊張のためか、トイレに行きたい。
やっとドアが開く。
寒さに震えながら聞く。
「…合格…。」
「合格」みたいに聞こえたけど、風の音が大きいのと試験官の声が小さいので、最初の方が聞き取れなかった…。
何とも皮肉だ…。
「免許証を出してください。」
というので、免許証を差し出す。
「午後1時に待合室で呼ばれるまで待っててください。」
免許証はそのまま取り上げられた。
あれ…。
「免許証がないので、外出はできませんよ。」
免許センターにしばらく拘束か…。
「最初だけは惜しかったですね~。」
はあ…。
赤信号の件は言われない…。
赤じゃなかったのかな…。
と、こんな感じで話を聞いていたが、流れからどうやら合格しちゃったようだ。
「合格」の前が聞き取れなかったのは、試験官の話すタイミングも悪かったためのようだ。
午後1時まではまだ時間がある。
免許センターの食堂で昼食。
待合室に戻る。
眠い…。
一眠り。
なんか呼ばれているような気がする…。うるさいな~。
と薄目を開けると、何人か集まっている。
また呼ばれているような気がする。
気がするじゃなくて、ほんとに呼ばれてた。
あわてて起きて集合場所に行く。
そのまま写真撮影。
やべ、寝起きだ…。
その後、指示された窓口に行く。
しばらくいると、さっき写真撮ってたおばちゃん職員が目の前に立っている。
いつの間に!
しかも免許証数枚を握っている。
免許証って写真撮って数分でできちゃうみたい。
受領印を押して受け取る。
間違いなく「大型」と書かれている。
これで中型免許ができても、難しい試験を受けずに大型車に乗れる。
ちょうど普通免許の更新期間だったが、今回の免許取得で期限が5年後に延びた。
合法的に、更新せずに有効期間を延長。
というわけで、初受験にして合格しちゃいました♪
satoshi|06.11.16|18:55
何のために????????